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執筆者の写真五十嵐 直樹

80人が集まって「安田瓦」の勉強会&交流会

4月15日㈯ ホテルイタリア軒にて


・住学(住まいの学校:私が三代目校長を務めております)

 →住学のFacebookはこちら


・縁会(一級建築士事務所アトリエ縁 代表 清水さんが発起人の有志勉強会)

 →アトリエ縁のHPはこちら


・新潟県瓦工事業協同組合青年部

 →新潟県瓦工事業協同組合のHPはこちら


という新潟3団体による合同企画


「安田瓦を学んで、地材地建!」


という勉強会&交流会を開催しました。




参加者が総勢約80名という、これまで開催してきた会の規模では最大級の会になりました。

私も住学という会の三代目校長として挨拶をしましたが、いつもの会でも緊張するのに更に普段の倍近くの方を前に、非常に緊張しました。(笑)


皆さんも安田瓦はご存知かと思いますが、新潟県の安田地域で生産されているいぶし銀の色が素敵な瓦です。

ちなみに安田瓦は現在日本では最北端にある瓦の産地だそうです。


「地材地建」とは、食べ物でいう所の「地産地消」と同様に

地域で生産される建材=地材

地域での建築工事に採用=地建

この二つを組み合わせた造語です。


全国どこでも好きな建材で好きなように建物を建てられるようになった現代だからこそ生まれた概念で、私の周りや住学のメンバーなども積極的に取り入れています。


これまでは特に県内で生産される杉を主力とした木材を積極的に採用しよう、という動きはありましたが、実は同じく県内で生産されている安田瓦についてはあまり活発に動きがありませんでした。


そこで、まずは知っているようで知らない瓦の基本な事から、更には実際に瓦を生産している方、販売している方、施工している職人と安田瓦の産業に従事する方から直接お話を聞けるパネルディスカッション形式とし、貴重な生のお話をお聞きできる機会になりました。


正直私自身、瓦について全然知らなかったなと痛感させられましたし、イメージで誤った理解をしていた部分などが多く、非常に有意義な時間になりました。


また、勉強会の後は同会場で懇親会も行われ、更に詳しく情報交換などが行われており、参加された皆様も楽しく学べるきっかけになったと思います。


これだけの規模になると事前準備や当日の運営も大変になってきますが、住学の運営メンバー、縁会の運営メンバー、そして不慣れな壇上でのトークを引き受けて下さった瓦工事業協同組合青年部の皆様のご協力で無事に開催する事ができました。


この場を借りて、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!


なお、住学では2か月に一度の定期開催で勉強会&懇親会を行っております。

業界の方はもちろん、学生さん、一般の方、基本的には興味のある方ならどなたでも参加できる開かれたコミュニティです。会費などはありません。


ご興味のある方は、是非Facebookグループへ参加申請をしてみて下さい。

折角私も校長という役目をさせて頂いておりますので、今後も楽しく学べる会を開いていきます。

皆さまのご参加、お待ちしております!

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