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執筆者の写真五十嵐 直樹

地域に根差す企業としての喜び

今日は長く付き合いのあるお店、職人さんからの相談があり現地での下見と打ち合わせをしてきました。

1件目は事務所から歩いても行ける距離の、とあるお店。

ご主人が体調を崩されたのをきっかけに、お店を畳むことにしたそうです。

現在店舗として使っている1階のフロアを片付け、内装を奇麗にリフォームして賃貸スペースとして入居者を募集する予定だそうです。

(ちなみに、まだ募集はしていませんが寺尾駅周辺でテナントを探されている方、ご興味あれば個別に連絡下さいませ!)


お店を辞めてしまうのでもちろん寂しい気持ちはありますが、ご自身の身体が動く内に不用品の処分や空いた店舗部分の次の活用までを見越して動かれているのは、とても賢明な判断だと私は感じました。

お店や会社を切り盛りしていた方が亡くなってしまい、その後の事は残された家族や親族が…なんてケースも多いのではないでしょうか。


先々を見越して早めに行動をするご主人の英断、我々も微力ながらご協力させて頂きます。


2件目はずっと仕事をお願いしている職人さん。こちらも徒歩で行けるくらい近所です。

同居している息子さん世帯の為の居住空間を作りたいとの事。

第一希望としては敷地内の空いている庭スペースに新しく住居を建てる、という事でしたがこの庭が道路に面しておらず、ライフラインの工事や重機を使った工事が難しいため普通に建てるよりも手間がかかってしまい、それがコストアップに繋がります。


第二希望は車庫・倉庫として使っている建物をリノベーションして住居として使う案。

こちらも現状水道設備を使っていないので新たに工事をしなければいけませんが、既にある建物の中で間取りを変えて行うので、工事費がかなり抑えられます。


総合的な判断で、第二希望の既存リノベーション案をお勧めしました。そもそも、あまり使っていない空間があるのならばそれを活用する方が合理的と判断しました。



どちらも数十年という長い付き合いのあるお店、職人さんです。

数ある取引先の中でも弊社を選んで相談を頂けたのは、会社、そして創業者の信用・信頼あっての依頼だと捉えています。

住宅の相談ももちろんですが、こうして地域のお店や職人さんの節目にお役に立てる立場にあることは、地域に根差す企業として本当に有難いことだと考えております。


今年から本格的に始める空き家事業も、より一層地域の皆様へのお役立ちになれると考えた上での事業展開となります。

これからも地域の皆様に選ばれる企業として、日々コツコツと信用・信頼を積み上げていきたいと改めて感じた一日でした。

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